音楽性、メッセージ性、ジャケット…ミスチルが最も影響を受けたバンド【U2】

ミスチルのルーツ

邦楽より洋楽を聴くことの方が多い私ですが、そもそも洋楽を聴くようになったきっかけは、Mr.Childrenの音楽に出会ってからでした。

私が音楽に興味を持ち始めた原点であるミスチル。
そのミスチルが影響を受けた洋楽を紹介しようと、ブログを書こうと思いつきました。

 

このブログをきっかけに少しでも洋楽に興味を持ってくれたら。
ミスチルの音楽をより一層楽しむきっかけになってくれたら。
なにか発見があったり、洋楽に触れる機会に繋がってくれたら嬉しく思います。

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第一回目の記事ですが、ミスチルが最も影響を受けたバンド、U2(ユーツー)を紹介します。

長年のミスチルファンならご存知の方も多いでしょうし、今更U2かよって感じもありますが…


いや、待てよ。。。

 

ミスチルって結構若いファンも増えてきてません?

若い世代、U2って知ってる????

(少なくとも私の職場の若手社員は知らない…!)
(ていうか私が学生の頃だってクラスに知ってる子いなかった…!!)



というわけで!
ちゃんと聴いたことがない、知らないって方も多いと思うのでこの機会にぜひ聴いてみましょう!

 

U2ってどんなバンド?

ミスチルの原点

まだMr.Childrenと名乗る前の高校時代、バンドを組み始めたばかりの頃。
田原さんが桜井さんに貸したレコードの中にU2の作品があったそう。
これが、それまで邦楽ばかり聴いていた桜井さんが、洋楽に目覚めることになったキッカケです。

U2(ユーツー)

1980年にデビューしたアイルランド出身のロックバンド。
これまでにグラミー賞を22回獲得しており、グループアーティストでのグラミー賞獲得数は世界最多記録。 2005年には「ロックの殿堂」入りを果たす。

メンバーは、
ボノ(ボーカル、ギター)
ジ・エッジ(ギター、ピアノ)
アダム・クレイトン(ベース)
ラリー・マレン・ジュニア(ドラムス) の4人。

U2の音楽には、宗教や戦争、人権問題などの社会的メッセージがあるのが特徴。

ミスチルの音楽にもそういったメッセージを発信した曲がありますよね。
音楽性だけでなく、精神面でもU2の影響を大きく受けているのが分かります。

U2とミスチルとの共通点

U2とミスチルには共通点があります。

・デビューから現在に至るまで、メンバーの脱退や入れ替えがない
・ステージ上でのメンバーの立ち位置が一緒



ミスチルは中学・高校の同級生で結成したバンドですが、U2も同じ高校で出会った4人で結成しました。そして何十年と経った現在も、メンバー変わらずこの4人で活動をしています。
当たり前のように思えるけど、これって実はスゴくないですか?
特に海外バンドは不仲で脱退・解散するのをよく耳にするんですが、U2もミスチルもそんなこと無いんですよね。ずっと良い関係が保たれてるんだろうなって思います。

あと、日本のバンドって、ステージ向かって左がベース、中央がボーカル、右がギター…ていう立ち位置が多く見られるんですが(スピッツやL’Arc〜en〜Cielもこの立ち位置ですよね)
ミスチルはステージ向かって左がギター、中央がボーカル、右がベースという立ち位置。これはU2と同じ立ち位置なんです。
(U2を意識してこの立ち位置にしたのかは明言されていませんが…)

DISCOVERYのジャケット元ネタ『The Joshua Tree』

デビュー前のミスチルメンバー全員がヘビロテしたというアルバム『The Joshua Tree(ヨシュア・トゥリー)』

アルバム紹介

【タイトル】The Joshua Tree (ヨシュア・トゥリー)
【リリース】1987/3/9

1.Where the Streets Have No Name
2.I Still Haven’t Found What I’m Looking for
3.With or Without You
4.Bullet the Blue Sky
5.Running to Stand Still
6.Red Hill Mining Town
7.In God’s Country
8.Trip Through Your Wires
9.One Tree Hill
10.Exit
11.Mothers of the Disappeared

U2の通算5枚目のアルバム。

・全英、全米ほか世界各国でアルバムチャート1位を獲得

・翌月発売のアメリカのニュース雑誌『TIME』誌の表紙を飾る

・翌年1988年のグラミー賞では『最優秀アルバム賞』に選ばれる

世界的ロックバンドへと登りつめただけでなく、音楽の枠を超えて幅広く評価されることになった、U2史上最も売れたアルバムです。

上下に黒いフレーム、中心からズレた配置にいるメンバー、広大な大地を思わせる白黒の背景。DISCOVERYのジャケットは『The Joshua Tree』を意識した画面構成になっています。

代表曲紹介 〜 『終わりなき旅』の元ネタ

この『The Joshua Tree』というアルバム、最初の3曲が大傑作で、すでにクライマックスなんですよ…
初めて聴くU2といえばこの3曲だし、どんなにU2に興味がなくてもせめて聴いてほしいのがこの3曲。

ミスチルファンに限らず、音楽好きであれば人生に一度は(一度と言わず…)聴いてほしい曲ばかりなので、順番に紹介したいと思います。

1.『Where the Streets Have No Name(邦題:約束の地)』

耳をすますと聴こえてくるギター。
徐々に視界が開かれ、モノクロだった世界に色がつく。
ドアを開け、新しい一歩を踏み出したくなる。

邦題は「約束の地」ですが、直訳すると「名前が付いていない通り」

人種、宗教、地位によって分断された壁をぶち壊し、人々が何にも縛られることなく共存できるような世界を思い描いた曲です。

普通こういうスケールのでかい曲って、アルバム後半部分に収録しようとしません…?
それが1曲目ですよ…すでにクライマックス…
イントロが流れ始めた瞬間に目の前の景色が変わって見える、それがこのアルバムのすごいところです。

2.『I Still Haven’t Found What I’m Looking for (邦題:終わりなき旅)』

邦題「終わりなき旅」
はい、知ってる曲が来ましたね。

歌詞には 高くそびえ立つ山に登った  “町中のをよじ登った といったフレーズがあり、ミスチルの「終わりなき旅」の歌詞とも共通したキーワードが出てきます。

ミスチルが歌う『壁』は、自分自身が前に進むために超えるべきものを指していますが、
U2が歌う『壁』は、国境や人種によって分け隔てられるものを表しているように聴こえます。

「探しているけれどまだ見つからないもの」

実現には程遠い理想の世界を追い求めた1曲です。

3. 『With or Without You』

すれ違う二人の悲恋ソングのようにも聴こえますが、
ロックスターとしての生活と、普通の家庭を持つ生活とで苦悩する様子を歌った曲、
異なる宗教信仰により、分かり合えない心境を歌った曲
など、聴く人によっていろんな解釈がされている曲です。

しかし、この曲の一番の山場、
Oh~~~Oh~~~Oh~~~ の部分。

歌詞の意味や言語が分からなくても、みんなが歌えるんですよ…!

たとえ日常の中ですれ違うことがあっても、音楽によって一つになれる瞬間ってきっとあるんじゃない…?

そう思わせてくれる曲です。

U2ではこの曲以外にもOh〜を歌う曲がたくさんあるんですが、ミスチルの曲にもライブアレンジを含めると結構ありますよね。
ライブでの演出や盛り上げ方も、U2から影響を受けているように感じます。



その他、『The Joshua Tree』にはメッセージ性の強い曲がたくさん収録されています。

4曲目『Bullet the Blue Sky』 
エルサルバドル内戦をテーマにした曲

5曲目『Running to Stand Still』
アイルランド、ダブリンで蔓延していたヘロイン問題をテーマにした曲

6曲目『Red Hill Mining Town』
イギリスの炭鉱労働者ストライキをテーマにした曲

…U2を聴いてると結構勉強になります。

ボーカル、ボノに認められた桜井さん

ボーカルのボノには、ミュージシャン以外に慈善活動家といった肩書きもあります。

・世界各国の首脳と会談したことがある
・ノーベル平和賞の候補に選出されたことがある
・HIV支援プロジェクトを立ち上げた

などなど。もはや偉人では…

で、慈善活動といえば、桜井さんと小林さんがやっているap bank。
2008年にMTVジャパンが主催した式典にて、社会的活動に焦点を当てた賞「MTV Rock The World Award」を受賞しているんですが、この時なんとボノがサプライズ出演をして、桜井さんと小林さんへ直々にトロフィーを贈ったんです。

そう、桜井さんは学生の頃から聴いていた憧れのボノと握手したことがあり、この素晴らしい姿勢と活動を認めてくださったんです…!

音楽を通して自分にできる社会貢献を行う。そういった姿勢にもU2からの影響を受けているように思います。

おまけ

U2はベストアルバムも出しています。
手っ取り早くU2のシングル曲を知りたいならこちらもオススメです。
先ほど動画付きで紹介した3曲ももちろん収録されています。

ミスチル好きならU2の音楽も感動できると思うので、是非聴いてみていただきたいです。
他にもU2の影響が見られる曲やネタがあるので、また別の紹介記事を書こうと思っています。
では!

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