ミスチル、半世紀へのエントランスツアーのライブレポートです。
記事後半にはネタバレを含んでます!セットリストを知りたくない方はご注意ください!
【4/23 @福岡PayPayドーム】Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス
会場に到着〜入場するまで
Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス
2022/4/23 @福岡 PayPayドーム
曇り時々雨
全国ツアーとしては2019年のAgainst ALL GRAVITYツアー以来、実に3年ぶり。3年前もちょうど今と同じ時期で、同じく福岡公演から始まりました。(この時は“ヤフオク!ドーム”の名称でした)
個人的には県外に出るのも久しぶりで、それこそコロナが流行する直前に来日したQueen+Adam Lambertを見に埼玉に行ったのが最後だったので、丸々2年経ってます。(あの頃はまさかこんな状況になるとは思ってなかったよね…)
だいぶ再開ムードになってきてはいるけど、会場では感染症対策としていくつかの注意事項があり。
1.ソーシャルディスタンス
2.整列時の会話は控える
→基本的にひとり行動なので誰とも喋りません。
3.せきエチケット
4.常時マスク着用
5.手指消毒
→この2年間ですっかり慣れたよね。
6.歓声禁止
→仕方ないけど、やっぱり寂しいな〜
7.終演後は規制退場
8.場内飲食禁止
→これはいつもあるルールだよね。
あくまでも協力願いって形だけど、これらを念頭に置いてドームに向かう。

15:00頃、会場に到着。
め、めっちゃ人がいる…!
こんな光景を見ること自体が久しぶりで、この時点ですでに感動…!!
会場に着いたらまずはツアートラックの撮影だよね!と思ったけど「物販の列がエグい」という情報をツイッターで見かけたので、撮影は後回しにして物販へGO。
しかし、時すでに遅し。
ドン引きするほど長蛇の列。
「最後尾こちらですー」の声が聞こえる方に向かって歩いてみるが…
さ、最後尾どこ…???
歩いても歩いても辿り着けない最後尾…
ど、どこまで歩くんや…
ドーム半周以上歩いたか?と、途方に暮れ始めたところでやっと見えた“最後尾”のプラカード。
駆け足で列に着く。
さて、並んだはいいが果たして無事グッズを買えるのだろうか…?と若干不安に。
ひとりだからトイレにも行けない。。。
(こういうときに同行者がいると良いよなぁと羨ましくなる。。。)
並んでる間はスマホでTwitterをしたり漫画を読んだり、ticket boardから届いた記念画像のダウンロードをしたり。(めっちゃ素敵な画像!)
時折スタッフの「今から並んでも公演開始時間に間に合わない可能性があります。ご了承の方のみ並んでください」といった案内が聞こてくる。超不安…
やっと物販のテントが見えてきたのが16:30頃。ここまで来たら絶対に間に合わせてやる!
焦って粘って、焦って粘って…
やっっっっっと出会えた売り子のお姉さん!!!!(会いたかったー!!!!)
買うものはすでに決まってたので(売り切れてたものもあったけど)パパッと会計を済ませる。

この時点でジャスト17:00!
ま、間に合った…!!(間に合ってないが)
グッズを抱えたままダッシュ!!!!トイレなんか行かんわ!!!!その分汗かいてやるわ!!!!
列に並んでる時に入場ゲートの位置は確認できたので一目散に走る!!!
はい、入場!一塁側!スタンド!ナカケー側!
場内に流れていたのは、ギルバート・オサリバンの『Alone Again』。
これが流れてるってことは… せ、セーフ…!?
いつもそうだけど大体10分くらい押して始まるよね。こんなふうにギリギリで駆け込む人間がいるからか。すみません…
結局まるまる2時間並んだなぁ。息を切らしながらグッズをリュックにしまい、解けかけた靴紐も結び直して。
さぁ整った!と一息ついたところで暗転。
は、始まる…!
↓ここから先はネタバレを含みます。ただ、記憶があやふやなので色々間違ってるかもしれません…
セットリスト&ライブレポート ※ネタバレあり
ステージ上にはパイプオルガンのような形をしたスクリーン。
見たことのある映像が流れ始める。
ベストアルバムのPVに出てきたモチーフだ!これまでのジャケットやMVのシーンも映し出され、30年の歴史を一気に駆け抜ける。
メンバーの登場。
いつもの歓声は起きない。
が、
一発目の音が鳴った瞬間、フッと景色が変わる。
『Brand new planet』だ…!
ずっとずっと聴きたかった音…!!
はやる気持ちを落っことさないよう、大切に抱えて。
ドラムの合図でステップを踏むと、体がフワッと宙に浮いたような感覚に…!!
ビートに合わせて会場全体にクラップが鳴り響く。気持ちがどんどん解放されていく。
あぁ、戻ってきたんだなぁ…
次は何が来るんだろう?って思い始めるよりも先に、キラキラとした音が鳴り出す。
もう、反射神経でジャンプしちゃってるよ!
『youthful days』!
心の中で「I got back youthful days」ってレスポンス。
鳴り止まない拍手。
そのまま拳を天に掲げて、『海にて、心は裸になりたがる』!
私の中のキッズたちが走り出す!テンション爆上げ!何度も何度も拳を突き上げる!
桜井さんからマイクを向けられたナカケー。みんなの分も「オーーー!」って叫んでくれた!思いっきり音外してたけど!笑
このやりとり、定番化してほしい笑
そして、
もうここで来ちゃうの?この流れなら来ちゃうよね!
『innocent world』!
オーディエンスにマイクを向ける桜井さん。
いや、歌えないんだって笑
思わず笑っちゃったけど、声を出さなくてもファンのみんなが全身を使って歌ってるのが伝わってくる。桜井さんの声と同じくらい、みんなの歌声が染みついちゃってるなぁ。
※超うろ覚えなMC↓
「30年間で2**曲(覚えてません)もの曲を作ってました。こんなに曲数があると選ぶのが大変で、でもみんなが納得できるようなセットリストを考えて…」
「今日だけのセットリストです。明日はまた違う。今日しか聴けない曲があるかもしれません」
そんなMCを挟んで、『Replay』。
初々しい曲。正直、恋愛に興味がない私は、この曲の中で歌われてるような恋はしたことがないんだけど…
思い出したのは、小学生の頃に姉から譲ってもらったお古のCDラジカセ。
初めて自分の手でCDをセットして、初めて自分が選んだ音楽を流した。少し大人になったような気分で、でも内心はドキドキしてて。
田原さんのキラキラしたギターが、あの時の記憶を鮮明に思い出させてくれた。
Replayしてるじゃん自分〜!
「今僕のいる場所が探してたものと違っても…」
「この歌詞にもあるように、今はみんながマスクをしていて、声も出せなくて。今いるこの場所、探してた場所とは違うかもしれないけど、きっと間違いじゃない。みんなの拍手がそう思わせてくれます」
『Any』
そして花道へ移動。
「最先端技術を使ったステージだけど、ここでは人力で楽器を運んでます笑」
「30年も経つとスタッフも年齢を重ねていて、“もう花道やめませんか”っていう訴えを感じるけど…みんなに近づきたくて、今回もやります笑」
いつもいつもありがとうございます…!
ミスチルを身近に感じる、日常モードに。
『くるみ』『僕らの音』
そして再びセンターステージへ。
バンドが準備をしてる間、スクリーンに映像が流れ、ファンも一斉に着席して小休憩。スタッフだけじゃないよ。こういうところでもファンが年齢を重ねてってるのを感じるよ笑
そして日常から、シリアスモードに。
『タガタメ』『Documentary film』
今の情勢をリンクさせずにはいられない。どんな映像が流れていたかはあまり覚えてない。この数年間、自分が見てきたこと、感じたことを頭の中で反芻してた。いつか終わりが来るのだろうか。早く笑えるシーンが来ますように…そんな祈りを捧げる。
少しの静寂を経て、再び空気が震える。
『DANCING SHOES』
ああ、この緊張感… ふるふる震える手でレコード針を落とした、あの瞬間。下がりかけてた熱がまた上昇してくる。
『LOVEはじめました』『フェイク』。
15〜20年くらい前の曲だけど、皮肉にも今の方が歌詞が刺さる。桜井さん、まるで預言者か…?
先日のMステでも披露したフェイクでは、テレビサイズから飛び出し「テイクオーーーーーフ!!!!」で再びテンションを持ち上げ…
『Worlds end』!!!!!
ちょ〜〜〜〜〜〜気持ちいい!!!!!
初めて親に買ってもらったiPod。イヤホンをつけて、自分だけの世界に入り浸って、夢中になって聴いてたこの曲。空も地面も、世界をも独り占めしたようなあの興奮!!
もう、これ以上の高揚感はないんじゃない…?!
そんな火照った体を冷ますのは『永遠』『others』。
どちらも生で聴くのは初めて。歌詞をじっくり聴こうかなって思ったけど、瑞々しく切ないサウンドが体中に染み渡っていく感覚に頭がボーッとして。othersは野外で聴くのも気持ちよさそうだな、スタジアムの夕暮れ時に聴きたいな、とか思ったり。
『Tomorrow never knows』
ライブ全体を振り返ると、メンバーがどんな服を着ていたか、どんな映像が流れていたかって全然覚えてなかったんだけど、この曲になってようやく映像が視界に入ってきた。
大自然や、世界各地を俯瞰して周っていく映像。
Mr.Childrenに出会ってから、いろんな時代の、いろんな国の音楽を聴くようになった。それは旅をしているような感覚でもあったし、歴史や今起きてる出来事に触れる感覚でもあった。
そしてまたMr.Childrenの元に戻ってきた。
Mr.Childrenの音楽に出会ってから、いつの間にかこんなにも音楽が大好きな人間になってたんだなぁ。
そして定番のダンスロックナンバー『Printing』からの『Dance Dance Dance』!
これもすっかり定番!テンション弾ける『エソラ』!!
超〜〜〜楽しい!!!久しぶりにミスチルに会えて、泣いちゃうかな?て思ったんだけど、むしろずっと笑ってた。
そして締めくくりの『GIFT』。
もう終わりかぁ。寂しいなぁ。。。
「い〜ちばん光ってる…」
「ごめん!もう一回やらせて!」
!!!!????
桜井さん、歌詞間違えちゃった?噛んじゃった??
超可愛いんですけど!!!!笑
想定外の和やかムードから仕切り直し。
すっかりリラックスして、あたたかい空気が流れてる。みんなが両手を上げてる光景はとても綺麗で、会場全体が一つになってたんじゃないかな。
一旦退場。
アンコール。
まずは、桜井さん一人で登場。
「ロンドンレコーディングに行く際に、英会話教室に行ってました」
「その時に知ったのは”your”って言葉、これは“あなたの”っていう意味の他に“あなたたちの”っていう意味があるそうです」
「…今更かよ(自己ツッコミ)笑」
「ここにいるあなたたちだけでなく…今日この会場には来れなかった人たち、遠くにいる大切な人たちにも想いが届くように」
弾き語りで『Your Song』。
そして、いよいよラストを飾るのはまだフル解禁されていない最新曲『生きろ』。
私の好きなタイプの曲…!スケールが大きくて、美しくて、芯の強さを感じられる曲。
SOUNDTRACKSがリリースされたときは、終わりを意識してしまう部分があった。
コロナ禍とも重なって、アーティストがファンの前で演奏する機会を失ってしまったこともそうだけど、偉大なミュージシャンの訃報を目にすることもあって。Mr.Childrenも50を過ぎた。いつまでこの姿を見られるか分からない。
だからこそ「生きろ」というシンプルなメッセージは説得力もありエネルギーもあって。自分自身を奮い立たせるような鼓動に、ああ、この人たちはきっと音楽を鳴らすことを止めないんだろうなって思えた。
エネルギーが循環していくのを感じる。
また次の楽しみができた。明日も生きようって思えた。
半世紀へのエントランス、ここからまた新しい歩みが始まるのだろう。
終演後、ライトアップされたトラックの撮影ができました!


アンコールの時かな?メンバー紹介の時に、一人一人が挨拶をする場面があった。
JENは「30年とはつまり、29年の次だ」みたいな超くだらないことを言ってて笑
で、その次にナカケーの番だったんだけど…めっちゃ喋るやん…!
「僕たちがデビューして(結成して?)初めてのツアー、あの時も初日は福岡でした。で、今回の30周年ツアーも初日が福岡で…」みたいなことを喋ってたんだけど、滅多に声を発さないナカケーの肉声が長々と聞けたインパクトがデカすぎて、その後の田原さんと桜井さんの言葉が全然入ってこなかった…笑
あ〜あ、なんて勿体無い〜

ただ、ナカケーがこの日着てたTシャツは、マニック・ストリート・プリーチャーズだったということは覚えてる。