【ラヴコネクション】ローリングストーンズになりきった曲【ミスチル元ネタ】

ミスチルのルーツ

1994年リリースのアルバム『Atomic Heart』に収録されている『ラヴコネクション』。

『DANCE DANCE DANCE』に埋もれがちですが、ライブではこれに匹敵するくらいの盛り上がりを見せてくれるミスチルの踊れるロックンロールナンバーです。

*しかし最後に『ラヴコネクション』をライブで披露したのが、2009年のSUPERMARKET FANTASYツアー。結構前でした…

ラヴコネクションについて

『ラヴコネクション』は、1994年リリースのアルバム『Atomic Heart』に収録。
シングル『Tomorrow never knows』のカップリング曲でもあります。

前回『Tomorrow never knows』はビートルズの同名タイトルから拝借したというネタを紹介したんですが、『ラヴコネクション』もビートルズと同じく60年代を代表するイギリスのロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズが元ネタになっています。

元ネタはローリング・ストーンズの『Jumpin’ Jack Flash』

『ラヴコネクション』は、1968年に発表されたローリング・ストーンズの『Jumpin’ Jack Flash』を意識して作られた曲。

ギターのカッティングリフやMVまで、ストーンズっぽさを意識しています。

このギターリフは後世のあらゆるギターロックに影響を与えてます。もはや発明レベル。

ラヴコネクションってどういう意味?

『ラヴコネクション』とは「愛の繋がり」という意味ですが、「愛情や恋人を利用してドラッグの密輸を行わせること」を指す言葉でもあります。

日本語で「愛の繋がり」を意味する英語。特に愛情を利用した麻薬運搬を指すことがある。麻薬密売人または常習者にとって国境を越えて麻薬を運搬することは勿論、所持していること自体が非常にリスキーな行為である。よって必ず引き受けてくれるまたは運搬物が何なのか詳しく詮索しない人物に麻薬を任せるという選択をする場合があり、その際にラブ・コネクションを使う。主な被害者は女性や高齢者であり、空港などでの疑われにくさを利用しているとの考えもある。元から恋人であった人物に任せることもあれば、運搬のために偽りの好意を示すこともある。

引用元:weblio辞書

ストーンズの『Jumpin’ Jack Flash』は辛い日々から抜け出す歌だと語られていますが、「辛い日々」=「ドラッグ漬けの日々」を隠喩している歌でもあるとか…
どちらかというと言葉遊びから生まれたような、歌詞にあまり深い意味を持たせていない曲な気もします。

 

『ラヴコネクション』もリズムや韻を楽しんでますね。
「僕を転がしてくれ」のフレーズなんかもうロックンロールそのものですし!
桜井さんのステージ上での身振りって、時々ミック・ジャガー(ローリング・ストーンズのボーカル)に見えることがあるんですよね。
憧れてたものを真似する。ロックンロールに出会ったばかりの少年がバンドを組む原動力みたいなのを感じられて、聴いててワクワクします。

『Jumpin’ Jack Flash』収録アルバム紹介

『Jumpin’ Jack Flash』はベストアルバムに収録されています。
ストーンズは活動歴が長くベストも色々出てるんですが、一番新しいものが『GRRR! 〜グレイト・ヒッツ 1962-2012』
デビュー50周年の際に企画されたもので、通常盤が50曲入り。
エントリーエディションの40曲入り(初心者向け)や、スーパーデラックスエディションの80曲入り(ファン向け)といったパターンも出ているので、自分の興味度に合わせて選べます。
初めてのストーンズにはおすすめの一枚です。

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